こんにちは、まあ子です。
突然ですが・・・
モラハラって知っていますか?
私は「モラハラ」というカテゴライズを知らなかったとき、
自分の夫は他の人より短気な夫(=扱いが厄介な夫)という認識で過ごしていました。
短気といっても、ただ単に感情的に怒るというより、精神的に傷つけてくるタイプ。
あったまいいな〜と思ってしまうほど支配されていました。(笑)
のちにそれがモラハラであるということを知って、ホッとしました。
ああ、そういうことだったのか。
私が全部悪いわけではなかったんだ。
・・・ってね。
お前が全部悪い、って言われて洗脳されかけていましたから。
今回はモラハラについて知ることで、夫婦間や恋人との関係を見直すきっかけになればいいなと思います。
モラハラチェックリスト
当時は元夫がキレて困ることがずっと続いていたんですが・・・
最終的にその矛先がこどもたちに向くようになって、公的機関で相談に乗ってもらうようになりました。
定期的に相談に出向くようになって、私の精神的自立につながっていきました。
その相談機関で見せてもらった、モラハラチェックリスト。
さて、あなたはどれだけチェックがつくでしょうか??
【モラハラチェックリスト】(夫がモラハラの場合)
□ 妻を会社の飲み会に行かせない
□ 店員などに対して突然クレーマーとなる
□ 妻の向上心や楽しみを否定する
□ 妻の行動を支配しようとする
□ スマホを盗み見したり、チェックしたりしている
□ 自分をいつも正当化している
□ 親しい友人がいない
□ 妻に必要な生活費を渡さない
□ ちょっとしたことですぐに不機嫌になって無視する
□ 妻が知らないことがあると「こんなことも分からないの?」などと言う
□ 出された食事が気に入らない場合に別の物を食べる
□ 体調が悪いとき、「妻なんだから家事はすべき」という態度に出る
□ 家の清掃などで少しでも不備があると「毎日何をしているの?」などと嫌味を言う
□ 妻の前でため息や舌打ちをする
□ 妻の収入が少ない場合「誰のお陰で生活できると思っているの?」などと言う
□ 妻と夫の母親が対立しているとき、母親の方が悪くても、味方をしてくれない。
□ セックスを受け入れないと機嫌が悪くなる
□ 機嫌がいいときと悪いときの差が激しい
さあ、いくつでしたか?
まあ子は、いくつ当てはまった?
私は相談にのってもらっていた方に、「いくつでしたか?」と聞かれて、
「えっと・・・14個くらいですかね」と答えました。
今思うとゾッとする。
話を聞いてくださっていた方は女性だったんですが、その方は、
「私は1つ当てはまるかどうか、といったところです。」
との答え。
衝撃〜〜〜!!!
そんな夫婦の形があるなんて、信じられない〜〜〜!!
今思うと、自分たちがいびつな夫婦の形だったんだなって思えますが、当時はとにかく信じられませんでした。
当時の夫婦関係・・・
モラハラは気づけば泥沼化していき、抜けようにも抜けられない状況になっています。
私のようにチェックがほとんどついている場合、夫婦間の関係はとても対等とは言えませんでした。
どんな生活だったかというと、
基本的に、元夫の顔色をうかがいつつ過ごす毎日でした。
例えば、『平日に2歳になるこどもを一時保育に預けてみたい』と思ったとき。
思っていても、すぐには口に出せませんでした。
なぜなら絶対反対されるから。
反対されるであろう理由もいくつか思いつきます。
・母親がこどもを愛して育児するのは当然である、という考え方が根底にあること。
・母親なのに、まだ小さい子を預けたいという神経が理解できない。
・預け先が、知りもしない赤の他人、信用できない他人なので、嫌だということ。
・一日中、仕事もしないで家にいるのにストレスを感じると訴えてくるなんて、甘えている。
・休日に自分が家事や育児をかなり手伝ってるのに、それでも足りないと言われているようでムカつく。
・・・ざっとこれくらいは思いつきます。
きっとこの話題で機嫌が悪くなり、話が収集つかなくなり、こんな雰囲気にしたお前が悪い、という流れになることが見えています。
下手したら話がもつれて怒鳴られることだって起こりうるかもしれません。
なので、ここからどうしたら自分の要求を通らせられるか作戦を練るわけです。
・なるべく機嫌のいいときに話す。
・明るい調子で機嫌よく言う。
・時間や料金を調べておいて、負担にならないことを伝える。
・一時保育を使わなければならない理由をいくつか作っておく。
・・・などなど。
もうこれって仕事で言うと、ある企画を部長に通すくらいの覚悟がないといけないわけです。
ほんっと大変でした。
モラハラから脱することが大事!
こんな状況から脱するなんて無理だろうと思っていました。
つまり、
私が対等にやり合えるパワーはないし、
夫自身が変わるのも無理、
と思っていました。
そんな中、相談機関でモラハラを知り、まさに我が家がモラハラの渦中にあることを指摘されたんですが、それだけで気が晴れる思いでした。
あなたが悪いのではない、と言ってもらえたからです。
でも、付け加えておくと・・・
あなたのそういう態度はモラハラを助長させるからやめたほうがいい、ということもはっきり言われました。
その後の明るい人生のためにも、とても貴重な指摘でした。
では、どうやってモラハラから脱することができたか?
・・・私の場合は別居することでモラハラから距離を取り、最後は離婚することでモラハラから脱することができました。
別居して見えてきたこと
『別居』はかなり大きい変化が表れました。
とはいっても、別居直後は不安や恐怖に襲われました。
父親不在という環境を自分が作ってしまっていると思ったり、今後のことを考えると金銭面での不安が押し寄せてきたりしたからです。
私も働いていましたが、それでも2馬力から1馬力に変わって、こどもたちを育てるという不安はつきまといいました。
が、数日経つと。
自由を手に入れたというガッツポーズに変わりました。
変わり身早い。(笑)
もうあの生活には絶対に戻りたくない!!
と、改めて、どんだけひどい生活だったんだ・・・ということも感じたのを覚えています。
別居に踏み切れなければ、そのままずるずるとモラハラで支配されたままの生活を送っていたに違いありません。
別居して離れられたことで、自分自身の感情を取り戻したように思いました。
モラハラに悩む人へ
おそらく「私が我慢すればいい」と自分を犠牲にして、家族や生活を守ろうとしている人は少ないくないと思います。
相手の顔色をうかがって、相手の機嫌を取って、もう疲れてしまっている人もいると思います。
身の安全のために、取り繕いながら生活することも必要かもしれません。
でも、モラハラにもし悩んでいる人がいれば、心の奥には野望を秘めていてほしい!!
あなただけが悪いなんて絶対おかしいんだから!
チャンスが来れば、タイミングを逃さずに戦えるようにアンテナを張ってほしい!!
強くそう思います。
まとめ
今回、私も苦しめられたモラハラについて記事を書きました。
モラハラチェックリストで自分の状況を客観視してみたり、夫婦や恋人同士の関係を見つめ直すきっかけになれば幸いです。
もし悩んで苦しんでいる人がいたら、きっと未来は良くなると信じて、自分の心の中だけは自分で慰め労ってほしいと思います。
だれもがみな、自分らしく過ごせるように。
以上、まあ子でした!